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ラピスReports 2014


CEATEC JAPAN 2014イベントレポート!無線通信LSIとローパワーマイコンを基軸に、新規市場向けアプリケーションの創造を促進。

業界トップクラスのローパワーマイコンが、新規アプリケーションを創造

ラピスセミコンダクタの16bit ローパワーマイコンは発表以来、ローパワーを主軸に携帯機器から産業機器に至るアプリケーションに向けた機種が展開されており、32bit品の供給も開始されている。

  • ML620500シリーズ:16bit ハイパフォーマンス、超ローパワーマイコン
    •  ML620500シリーズ」は、この9月に発表された新機種で、業界トップクラスの超低消費電力を実現した16bitのハイパフォーマンスおよび超ローパワーという位置付けのマイコンである。Halt電流450nAの低消費電力を達成し、高性能と高速処理が特長で通信モジュールとの組み合わせなどより複雑な処理が高速に可能だ。また、従来の低消費8bit MCUの半分の消費電力でより高速に多くの処理が可能とのこと。機能や性能面はデータシートなどを参照いただき、ここではこのマイコンの特長を生かした新しいアプリケーション例を紹介する。

ML620500シリーズのML620Q504をデータロガーとして利用した例を示す。サーミスタとの組み合わせにより、内蔵のRC発振型A/Dコンバータにより高精度な温度測定を行い、内蔵フラッシュに保存したデータをNFCを介してスマートフォンなどの携帯端末に伝送するといったアプリケーションある。例えば商品管理として、輸送中の温度を変化を記録、集計するなど用途は様々である。

ポイントは、電池駆動で長期間の動作が可能でありながら、高精度で高速な処理が可能であることに尽きる。特にNFCなど通信モジュールとの組み合わせは、今後様々なアプリケーションで重要になってくるだろう。

  • ML630790ファミリ:32bit センサ制御マイコン
    •  ML630790ファミリ」はセンサ制御MCUと呼ばれる32bitマイコンで、マイコンレベルでセンサの信号処理を行い、結果としてのデータだけをホストプロセッサ伝送することで、ホストプロセッサの負荷を大幅に軽減し、システム全体の消費電力を削減することが可能になる。

こちらもアプリケーション例を紹介する。ML630790ファミリのML630Q791を使ったセンサフュージョンアプリケーションで、加速度センサ(移動距離)、地磁気センサ(方位)、ジャイロセンサ(向き)からの信号を取り込み、フュージョンアルゴリズムを用いて状態(姿勢)を割り出して、スマートフォンのホストプロセッサにデータを出力する。この情報をもとにホストプロセッサが、例えばGoogle マップのストリートビューの視点を追従させるような動作を、ホストプロセッサの負荷が軽いため非常に高速かつ低消費電力で実行することが可能になるという。

CEATEC JAPAN 2014では実際にデモを行い、新規アプリケーションを実感

10月7日~11日に開催された「CEATEC JAPAN 2014」では、ロームブースにおいて上記のLSIやモジュールを使ったデモが行われた。

身近なところでは、ウエアラブルデバイス、フィットネス、ヘルスケア機器との無線通信などが、すでに手が届くアプリケーションであることを示し、新規のものでは、「SynapSensor」対応機能を実装したBluetooth Watchを用いたデモが特に興味を引いた。

「SynapSensor」のデモは、展示ブースの説明員が装着した最大50個のBluetooth Watchから発信されるビーコンを、SynapSensorユニット(会場内に6個設置)が認識し、920MHzネットワークを経てクラウドにデータを蓄積し、その情報をもとに展示ディスプレイ上で説明員の位置などが可視化されていた。

こういったデモにより、紙面上では近未来のアプリケーションのように感じるものが、目前に迫っていることが実感できた。

なお、ラピスセミコンダクタは、同様の展示とデモを、11/19から開催されるEmbedded Technology 2014でも実施するとのことなので、今回見ることのできなかった方は是非ともローム/ラピスセミコンダクタのブースを訪問してほしい。

デバイスの提供に加えてソリューション提案を強化

ラピスセミコンダクタでは、上記の無線通信とマイコンのような、これからの市場とアプリケーションを創造可能な商品開発に力を入れている。基本的にはデバイスメーカーであるので、部品となるLSIやモジュールの提供が主になるが、そこから創造可能なアプリケーションやソリューション提案も重要な注力事項になっている。

特に新規市場、新アプリケーションには、様々なアイディアが浮かぶが、それを実現するにはデバイスやそれに伴うソフトウェアのサポートなどの相互協力は非常に重要である。ラピスセミコンダクタではこの点に着目し、アプリケーションあってのデバイスであり、ユーザーが必要としているのはソリューションであることを念頭に様々な事例や提案を行っている。これが、特に新規市場の発展に大きな影響を及ぼすのは事実であると考える。

 CEATEC JAPAN2014 エンジニアプレゼンテーション動画はこちら

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