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LSI事業戦略 2015 新規事業開拓プロジェクト


ラピスらしい新規事業とは何か?IoTプラットホーム、リファレンスデザイン、産官学連携により斬新なアイデアを形にする

Part.4 後編 新規事業開拓 プロジェクトリーダー 弥永 修

斬新なアイデアはエレクトロニクス業界からとは限らない
産官学連携も含め相互認知を深め役割を分担

-岡田 代表取締役社長のインタビューで、airmon(注2)というほこりセンサの話が出ていたが。

弥永:airmonはマーケティング活動のなかで生まれた商品です。IoTアプリケーションは、既存の市場やお客様の枠を大きく超えています。そして、優れたアイデアを持っていても、無線の実装どころか電子回路の設計が不慣れなため、それを実現できない企業は少なくありません。

むしろ、IoT市場で斬新な商品を造り出しているのはベンチャー企業や、場合によってはエレクトロニクス業界以外の企業であったりします。そういう意味では、彼らはラピスのことを知らない可能性が高く、私たちも彼らのことをまだよく知らないのが現状だと思います。

(注2)airmonは株式会社E3の登録商標です。

IoT市場においてラピスがソリューションサプライヤとして浸透するには、彼らに対してラピスが低消費電力MCU+無線機能+センサのリファレンスデザインをもち、さまざまなソリューションを提供していることを知ってもらう必要があります。それと同時に私たちもIoTの市場とプレイヤーのニーズを理解するために、広くしっかりとしたマーケティング活動が必要です。

それには企業間だけではなく、産官学の交流も行っています。例えば、東京工業大学が研究リーダーを務める、文部科学省の革新的イノベーション創出プログラム(COI)に選出された、「『以心電心』ハピネス共創社会構築」というプロジェクトに参加しており、ラピスはMCUと無線を用いたセンサノードに関するところにかかわっています。

-他に開拓を進めている市場は?

弥永:ヘルスケア市場と、環境市場に対して取り組みを進めています。ヘルスケア市場はフィットネスも含めて、2014年までに市場調査、検討を終えて、現在、大学、研究機関、関連企業の調査、そして共同研究を行っています。主に、今後の差別化が図れると考えられる血糖値、血圧、摂取カロリーの測定に関するものです。

いずれも既存の方法ではなく新しいアプローチによる測定方法を取るもので、まだ研究段階といったほうがよいでしょう。他には、同様の分野で実用化に近い段階にある海外ベンチャー企業とのパートナーシップも検討中です。

環境市場に関しては、農業・環境分野においてのセンサを検討しています。こちらは2014年からは調査を開始して、現在関連機関と調査、共同研究を進めています。

新規事業開拓プロジェクトの課題は ラピスの道具と斬新なアイデアやサービスに結び付けること

-今後、どうような活動をしていくのか?

弥永:現在進行中の案件のビジネス化が第一の目標です。そのためには、ラピスのIoTプラットホームであるLazuriteの拡充と認知を高め、さらにマーケティング活動を加速します。

また、大学や研究機関、ベンチャー企業を含めたあらゆるチャネルを通じて、IoT新規案件を発掘していきます。同時にセットメーカーやサービスプロバイダーを含め、IoTビジネスの協業およびパートナーを増やして行きたいと考えています。

ラピスとしては、IoT市場でビジネスを展開するための道具は揃っています。これを如何にして、斬新なアイデアやサービスに結び付けるか、それが新規事業開拓プロジェクトの課題です。

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