当ウェブサイトは Internet Explorer9.0以上、Google Chrome33.0以上のブラウザで最適に表示されます。

これらウェブブラウザのバージョンが古い場合、ご覧になれないコンテンツや崩れて表示されることがございますので、
最新のブラウザにアップグレードすることをお奨めいたします。

Windows XP環境のお客様はGoogle Chromeのご利用を推奨いたします。

ダウンロードは
こちらから

 

LSI事業戦略 2015


お客様のニーズを徹底的に理解し、ラピスの強みを生かす。マーケティング力を高めソリューション事業を展開

Part.1 前編 代表取締役社長 岡田 憲明

ラピスセミコンダクタは、2008年10月に沖電気工業株式会社から分社し、「OKIセミコンダクタ株式会社」としてロームグループの一員となった後、2011年10月に、「ラピスセミコンダクタ株式会社」へ社名を変更した。

同社は、低消費電力化技術、高周波回路技術、デジ・アナ混載技術、メモリ設計技術の4つのコア技術で特長ある商品を開発している。本年4月から始まった2015年度は、既存のLSI事業とファンダリ事業に加え、ソリューション事業を本格的に展開するという。この機に、代表取締役社長 岡田 憲明(おかだ のりあき)氏に、ラピスセミコンダクタの近況および新戦略について聞いた。

高いコスト意識をもち、事業拡大戦略を促進

-ラピスセミコンダクタ(以下ラピス)の近況は?

岡田 憲明
ラピスセミコンダクタ株式会社
代表取締役社長

岡田代表取締役社長(以下敬称略):リーマンショック以後、全社を挙げて構造改革に取り組んできました。社員全員が徹底したコスト意識を持ち、今では利益率を上げるという考えと行動に及んでおり、大きく改善したと実感できるまでになりました。

一方、商品開発においては、ラピスのコア技術である、低消費電力化技術、高周波回路技術、デジ・アナ混載技術、メモリ設計技術の4つを基軸に、お客様のニーズにお応えする商品の開発を進めています。

-これからやるべきことは?

岡田:コスト意識の向上が実感できるまでになり、次のアクションである売上をさらに伸ばすフェーズに入ったと判断しました。

先に述べたように、ラピスが持つコア技術、つまり強みを生かす商品開発は、実際の商品が世に送り出され、随所で成果を上げています。

しかしながら、商品戦略という意味では、まだまだやるべきことが沢山あると考えています。

マーケティング力を強化し、ソリューション商品を主軸の一つに

-2015年度になって、戦略面などに変更はあるか?

岡田:コア技術を生かした商品開発という大筋に変更はありませんが、お客様のニーズにお応えする商品の開発をさらに強化し、迅速な商品化を促進するために、組織の変更や新たな部隊を発足させました。

端的に言えば、マーケティングの強化です。現状のラピスにおいて、「さらに高めなくてはいけないのはマーケティング力である」というのが2015年度の戦略面ではポイントになります。

-具体的には?

岡田:ラピスの現状の事業は大きく分けると、LSI事業とファンダリ事業になります。それに対し、2015年からは、ソリューションという事業を明確化して追加しました。ラピスのソリューション事業は、大前提としてお客様のニーズをしっかりと理解した上でハードウェアとソフトウェアを提供することです。すでに、お客様と市場が欲しているものは、通信用LSIやMCUといったLSI単体ではなく、アプリケーションをベースとした複合機能とそれを動かすためのソフトウェアのパッケージ、つまりソリューションなのです。

実際には、すでに通信機能とMCUを一緒にしたといったソリューション商品はいくつか存在しており、まったくの新規事業ではありません。ただ、ここでソリューションという概念の商品開発と販売を一つの事業として明確化することで、2年後にはいくつかのソリューション商品が量産状態にあり、近い将来にはLSI事業とファンダリ事業に並ぶ柱にしたいと考えています。2015年度はそのキックオフの年になります。

画面サイズ切り替え